今週の目玉はFOMC。
金利据え置きの予想が強まるなか
FRBはどう動くのか！？
そしてドル円、GOLD(XAUUSD)の行方は！？
今週の相場展望を徹底解説！！
市況(fundamentals)
【株価】東京市場は短期調整も堅調維持
先週の日経平均株価は、直近で買われ過ぎのサインとして見られているRSI70を大きく超えていたことから、一時は前日比で600円以上下げる場面もあり、上値の重い展開が続いたが、調整は長くは続かず。米株の大幅反発を受けて週末には再び株高へ。週明けも株高の流れが継続中。
株高の背景としては、著名投資家の日本株買い発言もあるが、中国の日本株ファンドに大量の資金流入が観測されており、特に今年に入ってから、上海市場に上場している華安三菱ＵＦＪ日経２２５ＥＴＦの運用資産が２倍以上に膨らんでいることも、またひとつの株高要因といえる。
尚、日経平均株価の史上最高値は、1989年12月29日につけた38,915円87銭。
【為替】ドル円は140円台を維持できず
週明けのドル円相場は、140円に乗せられない状況が続いている。
週足は２週連続で陰線となっており、やや買い疲れか。
ただ、139円割れでは買い注文が多く並んでいることから、下がった場面での押し目買い意欲は引き続き強め。特に、今週は日銀会合やFOMCを控えていることから、通過するまでは「待ち」の状態が続くと思われる。
尚、まだ月末ではないので確定要素ではないが、月足のAOは緑に転換していることから、現時点では中長期トレンドが再び強気に変わっている。
【金利】米・10年債利回り
週明けの長期債は先週末とほぼ変わらず。
3.750%前後でウロウロしている。
直近の動きを見ると、5月25日に3.825%を付けた後、調整を挟んで6月7日に再び上値を試したが、3.801%までで終息。ダブルトップ形成となっていることから、目先は3.825%を突破できるかがポイント。
突破してくるとドル円も再び140円台後半まで円安が進む可能性がある。
米ドルとGOLDは逆相関性が高いことから、GOLDトレードを行う上で、ドル円の動きを把握することは非常に大切なのである！
トレンド(technical/week)
移動平均線は、下から(200.75.25)で
引き続き上昇トレンド継続中。
ロウソク足は2週連続で陽線。
1月29日高値(1959.639)を
再び突破してくると調整終了の可能性大。
下は25MAや75MA
200MAがあるのでサポート強め。
AOが赤なので
現状は上昇トレンド中の調整といったところ。
トレンド(technical/day)
移動平均線は下から
(200.25.75)なので、天井形成後の調整モード。
再び25MAが75MAを上抜けば
ゴールデンクロスで上昇トレンド再開の可能性アリ。
直近でAOが上向きに転換した場面を見ると
転換後にトレンドが続かなかったことから、
売り圧力が強いものと思われる。
今週はFOMCを控えているが、
何かしら大きなドル売り材料が出て、
短期的にGOLDが反発した場面は
絶好のショートチャンスと思われる。
戦略(strategy)
先にお伝えしたとおり、
日足はデッドクロス形成で売り優勢のことから
今週も引き続き
ショート戦略でいきたいと思います。
短期売買も日を跨ぐ場合も
大筋のエントリーポイントは同じで
【買われ過ぎ場面でIN】
エントリー理由としては
大きく動いた価格は
必ず修正されるからです。
過去のチャートを確認してみましょう。
短期的に大きく上昇or下落した場面をみると…
高確率でそのあと
25MAや75MAまで価格が戻っています。
なので、、、
買われ過ぎor売られ過ぎを
狙ってエントリーしています。
実際に
どのような場面でエントリーするのか
エントリーからEXITまでの目安は
以下を参照してください。
デイトレ手法(5分足トレード)
ボラティリティによっては、１５分足や１時間足をみてエントリーすることもありますが、５分足トレードでは上記の条件でエントリー＆決済しています。
日跨ぎ手法(1時間足、4時間足)
１時間足や４時間足でのエントリーは、５分足トレードよりもエントリーチャンスは少ないですが、その分、想定利益が大きくなるし、１発のトレンドも５分足より長いので、頻繁にチャートを見ずに済む＝楽。というメリットがあります。
その反面、当然のことですが…
相場が逆に動いてしまった場合の想定損失も大きいというデメリットもあります。
まとめ
・GOLDは日足でデッドクロス成立
⇒短期的には売り圧力強
・ドル円は月足AOが緑に転換
⇒中長期トレンドで強気のサイン点灯
・今週はFOMC
⇒流れが変わる可能性があるので要注意！
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