先週は株高ドル高が進行。
今週はG7通過で一旦調整か！？
今週の相場展望を徹底解説！！
市況(fundamentals)
先週は引き続き米債務上限問題に注目が集まるなか、デフォルトは回避されるという楽観的な見方が先行してドル高でスタート。
ウォーレンバフェット氏が、日本株について追加投資を示唆したことで、日経平均株価はバブル後の最高値を再び更新したことや、植田日銀総裁が緩和継続の意向を示したことが、円売りを誘う展開となった。
また、米の経済指標に関しても、ＮＹ連銀景気指数が弱い数字だったものの、米小売売上高(4月)やフィラデルフィア連銀指数などは強い数字を示していて、これもまたドル買い材料となったが、米政府と議会共和党の米債務上限問題に関する非公式協議が決裂したことや、パウエルFRB議長が利上げ停止の可能性を示唆したことを受けて、週末はドル売り優勢となった。
今週は25日に1-3月期の米GDP、26日に4月の米個人消費支出(PCE)デフレータが発表される。また、米債務上限問題に関しては、本日(22日)に再び協議が行われる予定のため、合意or決裂の報道で大きく相場が動く可能性がある。
米債務上限問題が解決した後はドル高が進行するケースが多いことから、ショートの踏み上げで大きくドル高が進む可能性があるため注意したい。
トレンド(technical/week)
移動平均線は、下から(200.75.25)で
引き続き上昇トレンド継続中。
現状は、1/29高値(1959.63)が意識されている模様。
上記の価格がサポートとなってしまうと、再び上を試す可能性アリ。
仮に割れたとしても、25MAや75MA,200MA等、サポートとなる場所が多いため、一気に売り崩すのは難しいと思われる。
米10年債利回りが4.0%を超えて更にドル高が進行しない限り、GOLDの底堅い動きは続くと思われる。
トレンド(technical/day)
移動平均線は下から(200.75.25)で上昇トレンド継続中。
現状は25MAと75MAの間でもみ見合い中。
ちょうど75MAが、1/29高値(1959.63)とほぼ重なることから、下げ止まりやすい場面ではある。
ただ、AOは赤なので、短期トレンドは強い売りサインが継続中。
25MAと75MAがデッドクロスしてしまうと、調整が長引く可能性があるが、現状は上昇トレンド中の一時的な調整とみて良いでしょう。
戦略(strategy)
| 短期：戻り売り 中期：日足AOが上向きに転換するまで待機 |
基本的には、日足のAOが緑に変わるまでは、今週も短期売買でいきたいところ。
大きく変われ過ぎの場面では積極的にエントリーしたい。
尚、短期売買(戻り売り、押し目買い)の戦略は以下の通り。
ボラティリティによっては、１５分足や１時間足をみてエントリーすることもありますが、５分足トレードでは上記の条件でエントリー＆決済しています。
このようなスタイルでトレードしたいと思います！
まとめ
・現在は上昇トレンド中の調整局面。
・日足の25MAと75MAがデッドクロスした場合調整が長引く可能性アリ
・日足のAOが上向きになった場面は絶好のスイングロングチャンス！
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