今週の目玉は米雇用統計。
前回はかなり強い数字だったので
今回は控えめな数字となるか!?
そしてGOLD(XAUUSD)の行方は!?
今週の相場展望を徹底解説!!
市況(fundamentals)
【株価】東京市場は564円高
週明けの日経平均株価は大幅高。1990年3月以来、33年ぶりの高値水準となり、バブル崩壊後の最高値を再び更新する動きとなった。日経平均CFDを見ると、2019年12月高値(24613)を突破した後に、30717(約27%)まで上昇。その後に調整はあったが、24613を割り込まず、再び30717を突破して現在に至ることから、少なくとも39000あたりまで上昇する可能性が高い。地合いによっては40000円を超える可能性も低くはないでしょう。
【為替】ドル円は再び150円台を試す動き
先週は神田財務官や松野官房長官、鈴木財務相の口先介入で、一応は為替介入が気にされて円高へ振れたものの、週明けは円安再開で145円を試す展開が続いている。米国の利上げ期待も高まっていることから、引き続きドル高に変わりは無いと思われる。
【金利】米・10年債利回り
週明けの長期債は3.849%
直近で意識されていた3.830台を先週29日に突破してから強気の展開が続いている。
今週末の雇用統計で良い数字が出ればFOMCでの利上げ再開が想定されることから、利上げ期待から上昇していると思われる。
少なくとも、雇用統計までは高値圏での動きが想定される。
今年に入り、5回中4回は非農業部門雇用者数が市場予測を上回る結果となっている米雇用統計。今回の市場予測は非農業部門雇用者数は+20.0万人、失業率は3.6%。前回が強すぎたことから、今回はそこまで強い数字にはならないと個人的には思うが、結果は如何に!?
トレンド(technical/week)
移動平均線は、下から(200.75.25)で
引き続き上昇トレンド継続中。
目先のサポートラインは
前回下げ止まった75MA(1851あたり)
割れると200MA(1787あたり)
までの調整は見ておいたほうが良いでしょう。
トレンド(technical/day)
移動平均線は下から
(200.25.75)なので、天井形成後の調整モード。
各々の移動平均線が
徐々に近づいていることから
そろそろ次のトレンド発生が近いと思われます。
25MAが200MAを割り込んだ場合
中長期的に見ても下落トレンド入りの可能性大。
逆に、25MAが再び75MAを超えてきた場合
上昇トレンド再開とみて良いでしょう。
戦略(strategy)
現状は、中長期のトレンドが
転換する可能性がある際どい場面
故に、スイングは
次のトレンドが出るまで控えて
短期売買が無難だと思います。
というわけで、、、
今週も戻り売りで攻めたいと思います!
ただ、先週の高値(1933.28)
を超えてきた場合は一旦ショートは撤退して
様子を見たいと思います。
尚、実際にエントリーする際は
以下の方針でトレードしてます。
デイトレ手法(5分足トレード)
ボラティリティによっては、15分足や1時間足をみてエントリーすることもありますが、5分足トレードでは上記の条件でエントリー&決済しています。
日跨ぎ手法(1時間足、4時間足)
1時間足や4時間足でのエントリーは、5分足トレードよりもエントリーチャンスは少ないですが、その分、想定利益が大きくなるし、1発のトレンドも5分足より長いので、頻繁にチャートを見ずに済む=楽。というメリットがあります。
その反面、当然のことですが…
相場が逆に動いてしまった場合の想定損失も大きいというデメリットもあります。
まとめ
・雇用統計期待で週末まではドル買い優勢か!?
・GOLDは徐々に中長期的なトレンド転換の可能性が高まっている
⇒トレードはいつも以上に慎重に!
・次のトレンドが出るまではスイングは禁物
⇒トレンドが出るまで待つか、短期売買がベスト!
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