先週はFOMCや雇用統計で大きく乱高下したGOLD市場。
今週は一旦調整か!?
それとも再び過去最高値を更新するのか!?
今週の相場展望を徹底解説!!
市況(fundamentals)
3日のFOMC(連邦公開市場委員会)では、0.25ポイントの利上げを行ったものの、注目されていた声明内容では「追加引き締めが適切」といった文言が削除されたことや、パウエルFRB議長が利上げ停止の可能性を示唆したともとれる発言をしたことから、米ドルが売られる場面もあった。
ただ、5日の雇用統計の結果が強い数字となったことで、今度は米ドルが買われる動きとなり、ドル円はボラティリティの高い展開が続いていて、やや仕掛け辛い状況となっている。
CMEが発表しているフェドウォッチでは、6月FOMCで金利据え置きと予測している市場参加者の確率がほぼ100%といった数値も出ており、ドル安に動くとみている投資家が多い模様。
3月以降、シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行、ファースト・リパブリック・バンクなど、立て続けに銀行破綻が起きており、新たな不安材料が出てくるリスクもあることから、ドル円の上値が重くなっていることから、米ドルと逆相関にある金価格は底堅い動きとなっている。
トレンド(technical/week)
移動平均線は、下から(200.75.25)で上昇トレンド継続中。
AOも上向きなので買い優勢ではあるが、色が再び赤になっていることから、現状は強い買い一服といった状況。緑と赤が交互に点灯していることから、売買が拮抗していることが把握できます。
再びAOが緑になった場合は、最高値を突破して大きく上昇する可能性が高いと思われます。
トレンド(technical/day)
移動平均線は下から(200.75.25)で上昇トレンド継続中。
ただ、AOが赤に転換しており、現状は強い買い一服のサインが点灯中。
このままAOが下向きになった場合、ロングのストップロスを巻き込んで、大きく下落する可能性があります。
逆に、再度緑に転換した場合は、強気な相場が再開したとみて良いかと思います。
戦略(strategy)
AOをみると、週足日足ともに色が赤に変わっていて、買い一服のサインが出ています。
ただ、現時点では再び最高値を更新する可能性も拭えないので、個人的には5分足や15分足で大きく上昇した場面ではトレンドに沿ってショートして、3~5ドルで勝ち逃げするデイトレスタイルで攻めたいと思っています。
このようなスタイルでトレードしたいと思います!
まとめ
・週足や日足は引き続き上昇トレンド。
・ただ、やや上昇の勢いが落ちてきてはいる。
・売買が拮抗しているので要注意!
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