先週も引き続きドルが堅調。
米債務上限問題や利上げによる倒産が目立つが、株高ならドル高継続か!?
今週の相場展望を徹底解説!!
市況(fundamentals)
先週は英チャールズ国王戴冠式で英国が祝日のためロンドン市場が休場だったことから、週明けは値動きの乏しい展開となった。
発表された米の経済指標を振り返ってみると、米消費者物価指数(CPI)こそ市場予測の範囲内だったものの、米生産者物価指数(4月)やミシガン大学消費者信頼感指数は市場予測を下回る弱い数字となったこともあり、指標発表後にドル売りに動く場面もみられた。
ただ、FRBが今後の金融政策を決めるうえで、イチバン注目していると言われている住居費を除いたコアサービス価格の数値が0.4%から0.1%(前月比)に鈍化したことや、ミシガン大学消費者態度調査での1年先及び5-10年先インフレ見通しが市場予想を上回る強さとなっていることもあり、ドル売りも続かず。週末に掛けては買い戻し優勢の動きとなった。
今週も、債務上限問題のリスクは続いているものの、毎回この問題は最終的に回避されていることから、もはやドル売り材料にはならないのでは?と個人的には思っている。
むしろ、新たな大型倒産案件発生が直近のドル高トレンドを終わらせる可能性のほうが高いのではないかと思う。
また、今週の注目イベントといえば広島サミットだが、ウクライナ情勢に関する声明内容になる。というのが大筋の予測ではあるので、特に為替に影響はないとみている。
むしろ、サミット通過で手控えていた投資家が新規ポジションを建てるだろうから、サミット後のほうがボラティリティの高い相場になると想定している。
トレンド(technical/week)
移動平均線は、下から(200.75.25)で
引き続き上昇トレンド継続中。
ドル高の割に底堅い動きをしているな。
と、個人的には感じています。
AOは赤なので、容易なロングは控えたい場面。
ただ、前週高値を突破してくると
大きく上昇する可能性もあるので要注意!
トレンド(technical/day)
移動平均線は下から(200.75.25)で上昇トレンド継続中。
現状は25MAがサポートとなっている模様。
AOは赤で、強い買い一服のサインが点灯していますが、このまま堅調な動きが続くと、AOが緑になり、強い買いサイン点灯で上昇再開の可能性アリ。
このような場合は、上位足(週足や月足)のトレンドに沿って取引すると良いでしょう!
戦略(strategy)
なかなか2,000ドルを割れない金価格。
このまま下を攻めても割れないようだと、再度上を試しにいく可能性がありますが、現状はAOが赤なので、今週も先週同様戻り売りの短期売買でいきたいと思います。
尚、戻り売りの戦略は以下の通り。
ボラティリティによっては、15分足や1時間足をみてエントリーすることもありますが、5分足トレードでは上記の条件でエントリー&決済しています。
このようなスタイルでトレードしたいと思います!
まとめ
・週足や日足は引き続き上昇トレンド。
・2,000ドルをガッツリ割れてこない場合、上を目指す可能性大
・日足のAOが下向きになった場面は絶好のスイングショートチャンス!
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