米雇用統計の結果を受けて株高継続!
週明けの日経平均株価は
再びバブル後の最高値を更新。
ドルの独歩高は今週も続くのか!?
今週の相場展望を徹底解説!!
市況(fundamentals)
【株価】東京市場は株高継続
先週末の雇用統計は、失業率は芳しくない数値だったものの、非農業部門雇用者数が33.9万人となり、市場予測(19.0万人)を大きく上振れたことから、NYダウは前日比で700ドルを超えて取引を終えた。これを受けて、週明けの東京市場も続伸でスタート。バブル後の最高値を再び更新して、一時は先週末終値から600円ほど上昇幅を広げる場面もあった。日経平均株価はRSIが買われ過ぎの目安とされる70を超えてきていることから、いつ調整がきてもおかしくない状況ではあるが、特段売り材料も見当たらないことから、調整がきてもそこまで深い調整には至らないと思われる。
【為替】ドル円は140円台キープが課題
株高を受けて、為替市場はドル高継続となっている。ドル円は早くも前週末高値を更新しており、東京タイムでは140円を挟んだ動きが継続。ただ、先ほど発表された、5月のISM非製造業景況指数(総合)が強い結果だったことを受けて、米10年債利回りが先週末比でマイナス圏に突入したことから、現在は一転ドル売り優勢となっている。
来週開催されるFOMCでは、金利据え置きとみている投資家が多いが、7月については利上げ観測が高まっていることから、依然としてドル買い需要が強いと思われる。
13日から14日に開催されるFOMCまでは大きなトレンド転換はないと思われる。むしろ、FOMCに近づくに連れて、様子見ムードが強まり、値動きの乏しい展開が想定される。
トレンド(technical/week)
移動平均線は、下から(200.75.25)で
引き続き上昇トレンド継続中。
目先は25MAで下げ止まるか!?
といったところ。
割れてくると
75MAや200MAが下値目途として視野に入ってくる。
トレンド(technical/day)
移動平均線は下から(200.75.25)で上昇トレンド継続中。
現状は25MAと75MAがほぼ同じ価格帯にいて、デッドクロス目前なことから、200MAあたりまでの調整が視野に入ってきている。
AOが赤に転換した際は下げ幅を大きく広げる可能性があるので、ロングは要注意!
スイングでのロング保有は、AOが上向きに変わって、強い買いサインが点灯するまで待ったほうが良いでしょう。
戦略(strategy)
GOLD(XAUUSD)の月足を見てみると…
一つ目と三つめの天井が二つ目よりも高い位置にあるので、「三尊天井(トリプルトップ)」とは言えないが、2000ドル台では売り圧力が強いことが見てわかる。
まだ日足のAOが緑なので、スイングでショートを仕込むのは時期尚早ではあるが、先月は長い上ヒゲが出現して陰線で終えていることから、売り優勢な動きがチャートに示されている。
というわけで、今週も引き続き戻り売り戦略で行きたいと思います!
デイトレ手法(5分足トレード)
ボラティリティによっては、15分足や1時間足をみてエントリーすることもありますが、5分足トレードでは上記の条件でエントリー&決済しています。
日跨ぎ手法(1時間足、4時間足)
1時間足や4時間足でのエントリーは、5分足トレードよりもエントリーチャンスは少ないですが、その分、想定利益が大きくなるし、1発のトレンドも5分足より長いので、頻繁にチャートを見ずに済む=楽。というメリットがあります。
その反面、当然のことですが…
相場が逆に動いてしまった場合の想定損失も大きいというデメリットもあります。
まとめ
・7月FOMCでの利上げ観測が高まりつつある
・ドル円は引き続き上昇する可能性が高い
・GOLDは日足でデッドクロス目前
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