ドル円は大台の140円を突破!
GOLDの調整は続くのか!?
今週の相場展望を徹底解説!!
市況(fundamentals)
【米債務上限問題】問題解決となるか
先週も結局週末まで進展がなく、バイデン政権と野党共和党の協議が続くなか、26日にはイエレン財務長官が米国のデフォルト期限を6月1日から5日に延長。
翌27日には、バイデン米大統領と米連邦議会のマッカーシー下院議長が債務上限の引き上げに基本合意。31日に採決が行われる予定。
尚、今回の債務上限を引き上げに関しては下記の条件付きとなっている。
・2年間の期限付き
・防衛費以外の歳出削減に務める
(2024年:2023年度とほぼ同額)
(2025年:1%程度の増額)
・メディケイドに関する利用条件の見直しは見送り
バイデン政権と野党共和党
双方がお互い一歩ずつ譲るカタチでの合意となった。
今週は、本日は米英市場が休場ということから、休み明けの株式市場に悪影響を与えないよう、連休中に決着を付けたかった。という意向が伺える。
【IMF発言】
国際通貨基金(IMF)は26日、2023年の米実質国内総生産(GDP)成長率の予測を1.6%から1.7%に上方修正した。また引き続きインフレが継続すると予想した上で、FRBに対して更なる利上げを行うよう勧告。6月FOMCでの利上げ観測が高まりつつあることから、引き続きドル高になりやすい相場が想定される。
トレンド(technical/week)
移動平均線は、下から(200.75.25)で
引き続き上昇トレンド継続中。
AOは上向きの赤=強い買い一服のサインが点灯。
一気に暴落する気配はないが、ジリ安の展開が継続中。
目先は1959.63(2/5高値)を再び突破できるかがポイント。
突破できない場合、一段安の可能性あり。
トレンド(technical/day)
移動平均線は下から(200.75.25)で上昇トレンド継続中。
現状は25MAと75MAが接近していることから、25MAが75MAを割り込み「デッドクロス」となった場合は、調整が長引く可能性アリ。
日足AOが上向きに転換するまでは、ロングポジションの持ち越しは控えたいところ。
200MAあたりまでの調整を想定しておいたほうが良いでしょう。
戦略(strategy)
短期:1960をしっかり超えてくるまでは戻り売り 中期:日足AOが上向きに転換するまで待機 |
GOLDと逆相関性にあるドル円を見てみると…
週足AOが下向きから上向きに転換していて「強い買いサイン」が点灯しています。
故に、GOLDは上値の重い展開が続くと思われます。
というわけで、引き続き戻り売り戦略で行きたいと思います!
ボラティリティによっては、15分足や1時間足をみてエントリーすることもありますが、5分足トレードでは上記の条件でエントリー&決済しています。
このようなスタイルでトレードしたいと思います!
まとめ
・(米)債務条件問題は大詰め(解決の兆し)
・IMFが米の追加利上げについて言及
・ドル円は中期トレンドで強い買いサイン点灯
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