株安ドル安スタート。
相場は夏枯れ相場に突入か!?
そしてGOLD(XAUUSD)の行方は!?
今週の相場展望を徹底解説!!
市況(fundamentals)
【株価】日経平均株価は週足で売りサイン点灯
先週末に発表された米雇用統計の結果(非農業部門)が市場予測を下回る動きとなったことで、過度な利上げ観測後退で株高になると想定していたが、一転調整ムードの強まる動きとなっている。日経平均株価は、本日こそ小幅反発で取引を終えているが、5日で1,500円以上下げた割には反発が鈍い。週足チャートでは強い買い一服のサインが点灯していることから、当面は上値の重い展開が想定される。
【為替】ドル円は軟調。140円を維持できるか。
今週もドル円が冴えない。本日の東京タイムでは、ストップロスを巻き込み、直近で突破したネックラインの140.927(5/30高値)を割り込む動きとなっている。FRBは追加利上げに前向きな発言をしているものの、昨日(10日)に発表された米の6月の中古車価格は、前月比4.2%下落となり、6月としては過去最大の下落率となった。この結果を受けて、市場では米国のインフレ鈍化と捉えられ、ドル売りが加速している模様。テクニカル的には、大台の140円や、日足の75MA(138.865)で下げ止まるかどうか、といったところ。尚、138円半ばには直近安値があるため、トレンド継続ということであれば、上記ラインは割れずに再びドル高が再開すると思われる。
【金利】米・10年債利回り
現在の米10年債利回りは3.969%
先週は4%に乗せる場面もあったが、その後は急落する動きとなっている。
米国の利上げ政策も最終局面に入ってきており、先月のFOMCで公開されたドットチャートでは、来年以降の政策金利について、現状の金利より低くなると予想しているメンバーが多いこともわかっている。
マーケットは実体経済に先行して動くケースが多いことから、年末に掛けては上値の重い展開が想定される。
前回はインフレ鈍化の兆候がみられたCPI(消費者物価指数)。直近のIMMは円売りが増加していることから、今回も弱い数値となった場合、円売り解消で更にドル安が加速する可能性があるので要注意!
トレンド(technical/week)#xauusd
移動平均線は、下から(200.75.25)で
引き続き上昇トレンド継続中。
ただ、AOは上向き赤なので
下向きに変わった場面での
急落には要注意!
安値切り上げで
25MAまで上昇してきているため
ロングを仕掛けたいところではありますが
AOが緑に変わって1960を
しっかり超えてくるまでは待機が無難。
トレンド(technical/day)#xauusd
移動平均線は下から
(200.25.75)なので、引き続き調整モード。
現状は200MA割れ失敗で
逆に上を試している状況。
とはいえ、
AOはまだ下向きなので
上昇トレンド再開というには時期尚早。
AOが上向きに転換するまでは
スイングは控えたほうが良いでしょう。
戦略(strategy)#xauusd
先述下通り、、、
週足AO:上向き赤
日足AO:下向き緑
で、短期と中長期のトレンドが
同じ方向に走っていないのが現状。
なので、、、
①週足のAOが下向きに転換した場合
⇒売りの勢いが強まる可能性アリ
②日足のAOが上向きに転換した場合
⇒買いの勢いが強まる可能性アリ
2つのシナリオが想定できることから
次のトレンドが確定するまで待ちたいところ。
故に、、、
①②どちらかのサインが点灯した場面で
スイングを入れたいと思います
デイトレ手法(5分足トレード)
ボラティリティによっては、15分足や1時間足をみてエントリーすることもありますが、5分足トレードでは上記の条件でエントリー&決済しています。
日跨ぎ手法(1時間足、4時間足)
1時間足や4時間足でのエントリーは、5分足トレードよりもエントリーチャンスは少ないですが、その分、想定利益が大きくなるし、1発のトレンドも5分足より長いので、頻繁にチャートを見ずに済む=楽。というメリットがあります。
その反面、当然のことですが…
相場が逆に動いてしまった場合の想定損失も大きいというデメリットもあります。
まとめ
・米インフレ鈍化でしばらくはドル売りか!?
・12日の米CPIは注目!
・次のトレンドを見逃すな!
⇒日足のトレンド転換は貴重なスイングチャンス!
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